白ワインの魅力
白ワインを美味しく飲むためには、何に気を付ければいいでしょうか。
「冷やして飲む」「魚料理に合わせる」などは、どこかで聞いたことがあるかもしれません。
しかし、白ワインを美味しく飲むためのヒントは、まだまだたくさんあります!
今回は、白ワインについて詳しくご紹介します♫
白ワインと赤ワインの違い
白ワインと赤ワインの最大の違いといえば、液色の違いですが、
これは使用するブドウの違いによるものです。
白ワインは黄緑色の皮がついた『白ブドウ』を使い、
赤ワインは黒っぽい皮がついた『黒ブドウ』を使用し、造られます。
液色に次いで大きな違いとしてあげられるのが、タンニン(ワインの渋味)の含有量です。
赤ワインはタンニンを多く含み、白ワインはタンニンをわずかにしか含んでいません。
白ワインの種類
シャルドネ種
代表的な産地はフランスのブルゴーニュ地方、チリ、オーストラリア、アメリカです。
涼しい産地ではリンゴや白い花、暖かい産地ではパイナップルやバターのような香りが特長的。
世界中で造られている一番人気と言っても過言はないブドウ品種です。
ソーヴィニヨン・ブラン種
代表的な産地はフランスのボルドー地方とロワール地方、オーストラリア、チリです。
かんきつ系や草原のような爽やかな香りを持ちます。
特にニュージーランド産のものはパッションフルーツの香りがあり人気があります。
リースリング種
代表的な産地はドイツ、オーストリア、オーストラリアです。比較的涼しい地域で造られます。
リンゴのような爽やかな香りがあり、甘口から辛口までバリエーションが豊かに造られています。
甲州
日本ならではのブドウ品種で、山梨県産が特に有名です。
近年、国際的な注目が高まり日本国内でも人気急上昇中。
皮はグレーがかった薄いピンク色をしており、香りはかんきつ系の爽やかなものです。
白ワインの選び方
料理に合わせる
白ワインに魚というのも間違いではありませんが、素材よりも重要なポイントがあります。
それは、ワインと料理の味の仲間探しをすることです。
素材が魚といっても「カルパッチョ」と
「バターソースのかかったソテー」とでは料理の味は全く違ったものです。
カルパッチョに酸味の効いたバルサミコソースがかかっていれば、酸味の効いた爽やか系白ワインを。
バターソースの料理であればナッツやバターを思わせるようなこってり系白ワインを合わせてみましょう。
甘口、辛口を基準で考える
料理とワインの味の共通点を探すことに似ています。
ワインが辛口であれば、いわゆる食卓にあがる料理に合わせることは可能でしょう。
甘口であれば、甘みのある料理やお菓子に合わせたいものです。
しかしあえて異なる味わいを組み合わせる例もあります。
例えば塩っ気の効いた料理やチーズに甘口のワインを合わせるなどです。
ワインの甘みと塩っ気が口の中で交わって、甘美なハーモニーを生み出します。
白ワインの美味しい飲み方
白ワインは冷やすもの?
白ワインは冷やして飲むもの、と聞いたことはないでしょうか。
これは正解でもあり間違いでもあります。
正しくは「適温に白ワインを冷やす」です。
温度を適温にしてみる
ワインにとって温度はとても大事です。
特に白ワインのもつ酸味は温度によって活躍度がぐっと変わってきます。
低い温度であれば酸が引き締まり美味しくいただくことができます。
ただし冷やしすぎると味全体がぼやけて感じられにくくなります。
味別の適温の目安は次の通りです。
・甘口白ワイン 5~8℃
・辛口白ワイン 7~12℃
・コクのある辛口白ワイン 10~14℃
おすすめの冷やし方は、氷水を入れたワインクーラーにボトルの首まで漬け込むことです。
冷やす時間の目安としては「1分で1度下がる」と覚えましょう。
25℃の部屋で10℃まで下げたければ、待ち時間は約15分です。
もちろん冷蔵庫で冷やしても大丈夫ですが、ワインクーラーを使うと分かりやすいのでおすすめです。
グラスを変えてみる
おすすめなのは「薄めのグラスを使うこと」です。
あまり厚手であるとワインの繊細な味がわかりにくくなります。
また赤ワイン用のグラスより小ぶりのものが良いでしょう。
温度で味が変わりやすいので、小さめでこまめに冷えた白ワインを飲むことができます。
福井市春山のフレンチバル RATAFIAへ
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